11Feb2022

【本当にお願い】ダイエット中でもしっかり○○て下さい。「名古屋市熱田区リアパーソナルジム配信」

みなさんいつもお世話になっております！名古屋市熱田区リアパーソナルジムの宮本です♪

最近ご入会いただきました短期集中コースの方からの質問で、「ダイエット中はご飯抜いたほうがいいんですよね？」というご質問をいただきましたので、それについてしっかりと説明させていただこうと思います！

確かに、飲まず食わずの状態で数日間過ごせば、体脂肪、筋肉の両方が体から削ぎ落とされその結果として体重も落ちていきます。

ですが、これはプロの格闘家でない限り、決して真似をしてはいけない手法です。これは健康的なダイエット法とはいえないでしょう。

安易にこの手法を用いて痩せようとしてしまうと、特に女性の場合は、ホルモンバランスの崩れが引き金となり、生理が止まってしまったり、鬱病、拒食症、他にももっと怖い病気になってしまうリスクが高まります。絶対にこの様になってしまってはいけません。（※もしなってしまったとしても、是非当店にお越しいただければ、しっかりと対策を考え、次のアクションに繋げさせていただきますので、是非お気軽にご相談下さい。）

それでは、最短で健康的に痩せるにはどのような手法を取るべきなのでしょうか？そもそもダイエットの定義とは？

ダイエットの定義とは？

よくダイエットをしましょう！と聞きますが、そもそもダイエットとはどの様な意味なのでしょう？

体脂肪を落とすこと？筋トレをすること？ランニングをすること？

広辞苑では、ダイエットとは『美容・健康の保持・促進のために食事の量・種類を制限すること』と記載があります。

要は、ダイエットとは、食を”抜く”ことでもなく、運動することでもなく、単に「食の量や種類を制限すること」なのです。

したがって、ダイエットをしましょう！といって、ランニングにでかける、というのは合理的ではない行為なのです。

要は、ダイエットと運動は全く別物ということになる。ということです。

私たちが減量をしようとする際は、「ダイエット（食事制限）だけで減量を進めるのではなく、さらに運動（カロリー消費）も行ったほうが、より効率的に減量を進めることができるよね！」ということで、ダイエットに加えて運動もすることがオーソドックスなやり方です。

このダイエットの定義の中に、「健康の保持・促進」というワードが組み込まれていますが、逆説同意義で捉えると、「不健康な食事制限は、ダイエットとは言えない」ということになります。私たちは、私たちの基礎代謝よりも大幅にカロリーを減らしてしまうと、体の調子が崩れてしまい不健康となり、それはダイエットとは言えなくなってしまいます。

それでは、基礎代謝からマイナス何キロカロリーであれば、健康的な食事制限：ダイエットと呼ぶことができるのでしょう？

ダイエット中の摂取カロリー下限値について

世界基準（IFBB:PROPTA）の考え方としては、基礎代謝マイナス500キロカロリー以下の食事を続けてしまうと、高い確率で体の不調が現れるという基準があります。要は、先述の内容と合わせると、基礎代謝マイナス500キロカロリー以下の食事は”ダイエットと呼ぶことができない”ということになります。これは非常に重要な考え方です！

ダイエット中のマクロ栄養素の比率について

マクロ栄養素とは、タンパク質・脂質・炭水化物の３種類のことで、最近ではビタミン・ミネラルも追加され５大マクロ栄養素と呼ばれることもあります。先述から、基礎代謝の1500キロカロリーの人がダイエットを始めたとすると、ダイエットカロリーの下限値は1000キロカロリーになりますね？

では、更に深掘りをして、この1000カロリーをどの様に摂取すると”ダイエット（健康的）”ということができるのでしょうか？

この1000キロカロリーを菓子パンだけで過ごすことは”ダイエット”とは言えないことはなんとなくわかると思います。

これも世界基準の考え方でいうと、基本的にタンパク質55%、脂質10%、炭水化物35%となります。

基本的な知識として『タンパク質は1g当たり4キロカロリー、脂質は1g当たり9キロカロリー、炭水化物は1g当たり4キロカロリー』となりますので、ダイエットカロリー下限値での食事は、1日当たりタンパク質：約138g、脂質：約11g、炭水化物：88gとなります。

実際の食事では、これを３分割した栄養素が含まれる食事が理想的ですが、計算上ではタンパク質：46gとなります。チキンの量に換算すると200gとなり、女性の場合毎食200gのチキンを食べるとなると一苦労だと思います。なので、プロテインパウダーなどのサプリメントも利用しながらダイエットを行うことをお勧めいたします！

頑張って、この食事を２ヶ月間続けながら適切な運動を行うと、筋量がしっかり保持されたまま綺麗に健康的に減量をすることができますので、是非トライしてみて下さい！