10Dec2019

つらい乾燥肌の原因と対策ご紹介します！「名古屋市天白区パーソナルジムからダイエット配信」

みなさんこんにちは！名古屋市天白区パーソナルジム土井（どい）です！

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今回は「乾燥肌」についてお話しさせていただきます！12月に入り、気温が下がるにつれて湿度も下がり乾燥しやすい季節になりました。つらい乾燥肌に悩まされていませんか？乾燥肌の原因と対策についてご紹介します！

乾燥肌とは？

女性が気持ち良く寝ている写真

乾燥肌とは、文字通り、肌のうるおい・水分が不足している状態。本来、肌は角質がバリアとなり、水分を保持しています。健康な肌は、汗などの水分と皮脂が混ざり合ってできた皮脂膜で覆われています。この天然の保湿クリームが少なくなると、入浴後や洗顔後に肌がつっぱる、全身がカサカサするなど、肌の乾燥を招いてしまうのです。

バリア機能って何？

女性が砂浜で海を見ている写真

バリア機能とは、肌の表面にある0.02mmの角質層が、外部からの刺激や異物の侵入から肌を守ったり、カラダの内側に蓄えている水分が逃げないようにする肌自身が持つバリアのことです！バリア機能が正常に働いていると、細胞間脂質で角質細胞のすき間がしっかりと埋まった状態になり、肌の内部の水分が保たれます。

しかし、バリア機能が正常に働かなくなると、角質層にすき間ができて、そこから外部の刺激が肌の内部へ入り込んでしまいます。肌の中に刺激が入ると、角質細胞が傷つく可能性が高まります。そして、角質層にすき間ができると、肌の内部の水分が蒸発していきます。肌の中の水分がなくなると、肌は乾燥してしまいます。

肌の水分と同様に、角質層のすき間からは細胞間脂質も失われてしまいます。細胞間脂質には保湿成分である「セラミド」が含まれているため、細胞間脂質が失われることで肌の保湿力が低下します。

バリア機能が低下すると、潤いを保った健康的な肌を維持することができなくなってしまうのです。

乾燥肌の原因

女性の肩甲骨から上の後ろ姿の写真

◇ホルモンバランスの乱れ

出産など女性特有のカラダに関することや、中年期にさしかかり年齢的な影響、生理などさまざまな理由でホルモンバランスは変化します。また、ストレスなどもホルモンに大きな影響を与えます。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2種類があります。エストロゲンは卵巣で生成、分泌しているホルモンで、角質細胞や真皮の線維芽細胞の増殖を促進するなどの作用があります。

プロゲステロンは、排卵から月経の始まるまでの間にもっとも分泌されるホルモンです。皮脂分泌を促進したり、水分を細胞に閉じ込め細胞の潤いを保ったりする作用があります。ホルモンバランスが崩れると、これらの作用が適切に働かなくなって、結果的に肌の乾燥を進めてしまうことになります。

◇肌のターンオーバーの乱れ

健康な肌は、皮膚の新陳代謝であるターンオーバーによって常に新たな細胞に入れ替わり、バリア機能が保たれます！理想的な美しいお肌のターンオーバーのサイクルは28日間といわれています。ところが、ストレスや生活習慣の乱れなどでターンオーバーのサイクルが早まったり遅れたりすると、バリア機能が低下し、水分が体外に逃げやすくなったりします！

◇運動不足

普段からカラダを動かしていないと、筋肉が衰えてしまいます。筋肉の機能が弱くなると、血行が悪くなり、全身に十分な栄養が行き届かなくなるため、冷え性やむくみなどの原因にもなります。また、運動不足による血行不良は、肌の新陳代謝といわれるターンオーバーが乱れる原因でもあります。

◇エアコンの長時間使用による空気の乾燥

エアコンは空気中の水分も吸収してしまいます。そのため、エアコンを長時間使用すると、空気は乾燥します。そして空気が乾燥すると、肌のバリア機能も低下しやすくなってしまうのです。

◇無理な食事制限によるダイエット

無理な食事制限をして充分な栄養が摂取できなくなると、カラダはまず生命維持に関係ない部分に回す栄養の削減を行い、お肌や髪などの末端部分に栄養が行き届かなくなることで、肌荒れを起こしてしまうのです。

◇カラダの洗い方、入浴方法

ナイロンタオルなどによる洗いすぎやこすりすぎ、洗浄力が強すぎるものでの洗浄によって、皮膚のバリア機能が低下する可能性があります。また、42度以上の高温のお湯は肌から必要な脂質を奪い、バリア機能を低下させてしまいます。

乾燥肌セルフチェック

あなたはいくつ当てはまりますか？

ストレスを感じやすい
１日３回以上洗顔をする
熱いお湯で洗顔する
洗顔後、肌がつっぱったりカサついたりする
乳液やクリームは使わない
洗顔後、すぐに保湿しない
エアコンがついている場所にいることが多い
睡眠不足
脂っこい食べ物が好き
夏でも手足が冷たい
20代の頃からスキンケアが変わっていない
メイクのノリが悪く、化粧崩れしやすい

３つ以上当てはまると乾燥肌の可能性があります。

あなたの乾燥肌はどのタイプ？

乾燥肌にはいくつか種類があります。自分の肌はどのタイプかしっかり把握しましょう！

【乾燥性敏感肌】

乾燥性敏感肌は、間違ったお手入れや気温の変化、紫外線などのダメージによって、角質層がはがれ落ちやすくなり、肌の水分が低下して乾燥して刺激を受けやすくなった状態です。

洗顔後のピリピリや毛先のチクチクが気になったり、刺激に敏感になるため、ダニやハウスダスト、雑菌によって炎症を起こす可能性があります。

【脂性乾燥肌】

脂性乾燥肌とは、「混合肌」とも呼ばれ、カサつく部分とベタつく部分が混在している肌のことです。日本人に多い肌質とも言われています。

顔が脂っぽいので、洗顔しすぎてしまい、乾燥を防ぐために肌がますます皮脂を過剰に分泌してしまう、という悪循環を起こす原因に。

【超乾燥肌】

乾燥肌がさらに進行した状態が「超乾燥肌」です。洗顔後に強いつっぱり感があったり、白い粉をふく、肌がポロポロと剥がれる、などの症状があります。

【加齢性乾燥肌】

加齢性乾燥肌（老人性乾燥肌）とは、肌を保湿する皮脂や汗、そして肌の保水力に大切な成分である角質層のセラミドやコラーゲンが加齢とともに減少し、乾燥してしまう状態のことです。

乾燥肌対策

女性が窓を開けて手を上に上げて伸びています

「毎日のスキンケア」

肌は、正しいスキンケアを継続していくことで角質層も良い状態となり、キメが整った状態でバリア機能が高まり、乾燥肌を防ぐことにもつながるのです！

＜クレンジング＞

メイクを落とそうと、ついつい力が入ってしまうかもしれませんが、お肌が敏感になっている時は「こする」のはNGです。また、使用するクレンジング剤はオイルタイプでは必要な皮脂まで落としすぎてしまう可能性があるので、クリームタイプを使用して優しい力で落とすようにしましょう。

また使用量が少ないと、手と皮膚の間で摩擦が起こりやすくなりますので、使用量もしっかり守るようにしましょう。

＜洗顔＞

洗顔もクレンジングと同様にこすって摩擦が起こることが1番NGです！洗顔料は、お肌に当たらないくらいの泡を立てるのがポイントです。手でそのくらいの泡を立てるのは時間もかかりますので、泡立てネットなどを使用すると、簡単にきめ細かい泡を立てることが出来ます。

また、クレンジングや洗顔料を洗い流す時のお湯の温度も大切なポイントです。熱すぎるお湯は、お肌の上の必要な皮脂まで溶かしてしまい、余計に乾燥してしまう原因になります。少しぬるいくらいの温度で、すすぎ残しのないように洗い流しましょう！

「湿度を調節する」

しっかりとスキンケアをしていても、家の中の空気が乾燥していると、乾燥肌は改善されず悪化してしまう可能性があります。湿度が50％以下になると空気は急激に乾燥するため、加湿器を使用するのがおすすめ♪ 湿度が50％を下回らないように調整しましょう！また、エアコンを長時間使用していても空気は乾燥してしまうため、エアコンを使う際は加湿器を併用するといいですよ＾＾

「バランスのいい食事を」

無理な食事制限はせずに、バランスの良い食事を心がけましょう！特にビタミンB群やビタミンCを摂るとバリア機能を高めるのにおすすめです＾＾

また、脂質（油）は女性ホルモン生成の材料になるので摂取しましょう！脂質は、カラダに良いオリーブオイルやアーモンド、マグロなどの魚類、アボカドを摂取するようにしましょう！しかし、脂質は9kcalと高カロリーなので、食べ過ぎると肥満の原因になってしまうので注意してください。