10Mar2021

【中区上前津パーソナルジムリア配信】スクワットする時、膝がつま先より前に出ても大丈夫？

こんにちは！リアパーソナルジム大須上前津店代表の宮本(miyamoto)です♪

最近、全国的に夜は冷えますが日中は少しずつポカポカ温かくなってきましたね♪ 私の場合、気温が温かくなってくると行動力が増すので「待ってました♪」という感じです(笑) 皆様はこの緊急事態宣言明けの今シーズンはいかがお過ごしされる予定でしょうか？(o^―^o) 店舗近くの上前津、大須、鶴舞周辺だと鶴舞公園で🌸お花見🌸ができますね(^^)実は、私はお花見が好きで鶴舞公園の花見をすごく楽しみにしています♪ 一緒に行ってくれる方募集中です！！(笑)

長々前段すみませんでした(笑) さて、本題です♪↓

スクワットは奥が深い！

名古屋市中区上前津パーソナルジム_スクワットしている大人の女性

先日お客様から、「スクワットするときって膝が前に出てもいいんですか？私はしゃがむときに膝が前に出てしまうのでスクワットできないんです(´;ω;｀)」
という相談を頂きました！まず一つ言いたいことは、筋トレ歴10年の私でも膝をつま先よりに出さずにスクワットするのは難しいです！(笑)

確かによくテレビで「膝を前に出さずにしゃがみましょう！」なんて言葉をよく聞きますが、初心者の方できる方はほぼいません！
そもそも「なんで出てはいけないのか？」というところにピンときませんか？

名古屋市中区上前津パーソナルジム_自重スクワットの正しいフォーム

僕はひねくれてるんでしょうか、、いや、そんなことはないはず。。。(笑)

私は過去に何度かスクワットのフォームを教えてくれた方に「じゃあ膝を前に出さないでスクワットするとどうなるんでしょうか？」と問いかけたことがありますが、ほとんどの方から「膝に負担がかかるから」と回答が返ってきます。詳細の説明無く、その返答だけです。
「じゃあ、負担がかかるとどうなるの？」と聞きたいところですが、それ以上はいつも聞かないようにしています(笑)

これを聞いてしまうとかなりのひねくれものと思われてしまいますからね(笑)

でも、よく見てください！その講義で膝をつま先より出さずにスクワットできている方ってどれだけいますか？いないのではないでしょうか。。。

みんなその教えを守ろうと、膝を前に出さないようにバランスをとることに集中して、かなりの前傾姿勢になり、膝の角度を３０度も曲げられずにいるのではないでしょうか？それでも講義は進んでいきます！よく見るとできているのは講師の人だけです。。。私はこの光景をみて「どうしたものか。。。」と思ってしまいます。

だからみんな、「私には難しくてできない。。。」「私には向いてない。。。」と考え、更にはフィットネスへのハードルを高く感じ、あきらめてしまうのではないでしょうか？最近はインスタグラムやその他のSNSでこういった「膝を前に出してはいけない」といった投稿をよく見ますが、言い方が悪いのではないかと感じてしまいます。

正しくは、

「膝を前に出してはいけない！」

ではなく、

「膝を前に出せば出すほど、膝関節に負担がかかるので、なるべく膝を前に出さないにしゃがみましょう♪」

です！！

膝を前に出さないほうが良い理由

その理由の一つとして「モーメント」という考え方があります。モーメントと聞くと難しい感じがしますが、「釣り竿」をイメージしてみてください♪

長い釣り竿と短い釣り竿に同じ重りを吊り下げると、長い釣り竿の方が撓（しな）りますよね。要は人体の関節も同じことで、スクワット中の重心は足裏全体にありますから、重心のセンター縦ラインから膝がはみ出ればはみ出るほど膝に負担がかかるのです。では、そもそもスクワットで効かせたい部位はどこでしたっけ？？？

・・・

そうです！お尻と太ももですよね？！だから「お尻を突き出すようにしゃがみましょう！」となるのです！まとめとして、この「モーメント」という考え方を用いると

「膝をなるべく足裏の重心ラインによせて、お尻は足裏の重心ラインからなるべく突き出すように！」となるわけです！

まとめ

結論、膝をつま先より前に出さないようにすると膝に負担がかかりにくくなりますが、絶対怪我をするというわけではありません。
人それぞれ体の事情が違いますから、できる方もできない方もいらっしゃいます。「できるだけ膝を前に出さない」「無理せず痛みのない範囲でしゃがむ」、その他にも「前を見て、おなかに力を入れて、胸を張って」のポイントを押さえておけば、膝がつま先より出てしまっていても、全然問題ありません。時間はかかるかもしれませんが、何度もトライしていくうちに足首も柔らかくなり、膝がつま先からはみ出ないでスクワットできるようになります！

できるようになるまでは、補助種目という形で、別の種目等で足の筋肉を動かしてあげるといいです。何をやったらいいかわからないという方は、是非私に聞いてください(^^)喜んでお答えいたします(^^)♪