皆さんこんにちは！リアパーソナルジム大曽根店の神谷(かみや)です♪

新型コロナウイルスの大流行もあり、現在多くの人は健康に対しての意識が高まっているのではないでしょうか？実際、外出先でウイルスを拾ってくるのではないか、発症してしまうのではないかと不安の気持ちも拭い切れないかと思います。そんな昨今では病気にならない為には免疫力を高めることが重要、免疫力が下がっていると細菌・ウイルス・真菌などの病原体がもたらす病気である感染症にかかりやすくなる、免疫力があれば重症化しないなどの言葉をよく耳にしたり目にする機会も増えてきたかと思います。

では、どのようにすれば免疫力を高めることが出来るのか、そもそも免疫力とは何なのかなど、感染症に対する不安や心配を少しでも減らし、正しい行動をとっていく為には、人の身体の仕組みやウイルスについての知識をつけることが大切です！そこで今回は免疫力に関する一般的な知識や日頃から取り組める免疫力アップの方法の説明をしていこうと思います☻最後まで読んでいただけると嬉しいです♪

免疫とは何か？

そもそも免疫とは人間に備わっている、病原体と戦う体内の仕組みの事を指します。これは私達を病気や風邪から守り日々健康な生活を送るのに必要不可欠なしくみなのです♪免疫が強ければ強い程、感染症にも強くなるのです。そのため、この免疫の仕組みについて正しく理解することは、より正しく確実な感染症の予防対策に繋がるのです。

感染と発症の違い

病原体が体内に侵入した状態のことを感染と言い、その病原体が体内で更に増殖し、異常な症状が見られる状態を発症と言います。感染してしまったけど発症はしてなかったという方もいれば、感染したうえで重症化してしまった方もいるという事例をニュースで聞くこともあるかと思います。この違いは病原体の侵入・拡散を防ぐ仕組みである免疫の強さや働きの違いによって生じます。そして、実はこの免疫には２つの種類があります！

免疫の種類と役割

２種類と言うのは自然免疫と獲得免疫のことです。自然免疫とは生まれつき備わっている免疫であり、獲得免疫とは生後後天的に獲得されてくる免疫のことです。自然免疫は口の中の唾液・目から出る涙・皮膚表面にある角質・気道の内側に分泌される粘液など、これらは全て病原体が体内に侵入するのを防ぐ物理的バリアーです。

更に、この唾液や涙などには殺菌性の物質が含まれており病原体が体内に入らないようにする科学的バリアーの役割も果たしてくれます♪また、もし病原体がこれらのバリアーを越えて来ても血中の白血球が病原体を食べたり殺菌性の物質を放出したりして病原体を殺してくれるのです！これを細胞性バリアーと呼びます。ここまでで挙げた物理的バリアー・科学的バリアー・細胞性バリアーを合わせて自然免疫と呼びます。

この自然免疫は健康な人なら誰でも持っており、病原体が侵入して来たらいち早く働いてくれます☻ですが、どのような病原体が来ても毎回同じ攻撃しか出来ないという欠点があります。そんな同じ攻撃では処理出来ない敵が攻撃してきたら大問題です。そこで、この問題を克服してくれるのが獲得免疫なのです！獲得免疫は自然免疫を突破して来た病原体に対して働きます。先ず、樹状細胞と呼ばれる細胞が病原菌を食べて、敵の侵入をリンパ球に伝えます。このリンパ球はとても賢く、以前に侵入して来た病原体を覚えており、この能力を免疫記憶と言います。

リンパ球は覚えている病原体に再び出会うと、用意してあった設計図を基にその病原体のみを攻撃する抗体を大量につくり出し前よりもより強く働き撃退します。初めて出会う病原体が侵入して来た時は、そこから敵を分析し、抗体を設計し生産するので反応にとても時間がかかり、病気を発症してしまうこともあるのが欠点ですが、次回の為に、その病原体用に抗体をつくって溜めておいてくれるというとても素晴らしい機能を持ち合わせているのです！

ここまでをまとめると、私達の身体には感染症を防ぐのに自然免疫と獲得免疫があり、自然免疫が最初に速やかに働き、それでも病原体の侵入拡散が防げない時は獲得免疫が働きます。つまり、人の免疫の強さとは自然免疫の強さと獲得免疫の強さの総和ということになります。

一方で、病原体の強さとは体内に侵入して来た病原体の量と感染力の強さで決まります。この免疫の強さと病原体の強さのどちらが上回るかによって感染症が発症するかしないかが決まります！なので、免疫の強さを病原体の強さより大きい状態にしておくことが重要なのです。

しかし、免疫の強さはその時々の状態によって変化し、睡眠不足・栄養状態の悪さ・ストレスによって免疫の力は低下してしまいます。そこでこれから、免疫の力を高める方法を紹介していきます☻

免疫力を高める方法

先ず、免疫力全体を確実に増強する方法はワクチン接種です。ワクチンとは病原体あるいは細菌の毒素の力を弱めたり、無くしたりと人工的に作り出されたものです。弱めた特定の病原体を投与すると、その病原体に対する抗体が作られその病原体に対して直ちに作動出来る出動待機状態を作ることが出来ます♪ワクチン接種は１度病気にかかった場合と同様の効果を得ようとするものなのです。秋から冬になると多くの人がインフルエンザワクチンを打ちます。

インフルエンザワクチンは３０％から６０％前後の有効率があります。麻疹のワクチンの有効率は９０％を超え２回打てばほとんどの人が麻疹にかからなくなります。化学的にもとても有効性のあるワクチンなのですが、問題点があります。それは、ある特定の病原体に対する免疫力しか増強されないということです。インフルエンザワクチンはインフルエンザのみ、麻疹ワクチンは麻疹のみというようにです。

しかし、世界保健機関WHOはワクチンによって予防できる病気は２１種類のみなのです。新型コロナウイルスも現在ワクチンを開発中ですが完成には至っていません。その為、ワクチン接種による特定の免疫力を上げることに頼るのではなく全般的な免疫力を向上させる必要があるのです。それでは一体どのようにして全般的な免疫力を向上させることが出来るのでしょうか。確実な方法として挙げられるのは血液の循環やリンパの循環を良くするということです。これは免疫系の特徴を知ることで理解できます。免疫系ではリンパ球などの免疫細胞は骨髄や胸腺といった組織で作られるのですが、実際に機能するのは脾臓やリンパ節などの組織です。

つまり、作られる場所と働く場所が離れているのです。これらの組織の間を繋ぎ免疫細胞を運ぶ役割をするのが血管とリンパ管です。その為、血管とリンパ管の流れを良くすれば免疫細胞は早く移動出来るようになり、免疫系全体の能力が高くなるというわけです。では、血液やリンパ管の循環を良くする具体的な方法には何があるでしょうか。

３つ例を挙げるとすれば、身体を冷やさず温める、血流を悪化させる食生活を改める、過度なストレスをかけないの３つです！まず身体を冷やさず温める方法のオススメは何と言っても運動です。運動することは筋肉を動かすことで体温の上昇も伴って血流やリンパの流れが良くなります。ウォーキングやランニングやマッサージやヨガでも構いません。お風呂上がりのストレッチは体温を上げたうえで筋肉を伸ばすことになるので効果的です。次に血流を悪化させる食生活を改めるという方法に関しては、摂り過ぎた過剰な糖分や脂肪分は老廃物として組織や血管に溜まり込むことで慢性の炎症反応を起こし組織の老化に繋がります。血管やリンパ管や組織の老化を防ぐ為にも組織での代謝を良くする為にもバランスの良い食事を摂ることが必要なのです。

そして最後に、過剰なストレスを避けることが重要です。ストレスがかかると私達の身体では身体を活発化させる交感神経が強く働くのですが、この状態が長く続くと、免疫組織が委縮してしまうのです。また、ストレスは脳下垂体を介して副腎を刺激し、副腎脂質からコルチゾールというホルモンが分泌されるのを促します。このコルチゾールという物質は免疫細胞の働きを抑制してしまうのです。したがって、免疫低下を引き起こすストレスを過剰に受けることは避けなければならないのです。以上が免疫力を高める方法です☻

免疫力の一般知識と免疫力を高める方法に関していかがだったでしょうか？これからインフルエンザが流行する季節で新型コロナウイルスも心配されるご時世ですので少しでも免疫力を高めれるよう健康に心掛けて過ごしてくださいね♪リアパーソナルジム大曽根店でも換気・消毒・検温・スタッフのマスク着用に取り組んでおります。ダイエットやボディメイクだけでなく免疫力を高める為にトレーニングしてみたいという方は無料カウンセリングや体験トレーニングも受け付けておりますので是非一度お越しください♪最後まで読んでいただきありがとうございました😊